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佐野の家

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平野の中につくる起伏

関東平野の北端に位置する敷地で、遠方に山を望みつつ生活圏内はフラットな地面が続いています。

その環境の中で、2階への移動は高さ方向の変化を体感する場としてとても貴重なものに思えました。

 

2階レベルを二段階の高さに設定し、高さ方向に変化の富んだ場所をつくっています。

家の中央の吹き抜けには、動線にバリエーションをつくるようにいくつかの階段が設けられています。

どこかの部屋が目的地の行き止まりではなく、高さの変化を感じながら家の中を巡るような生活の場となっています。

 

平野だからこそ広がる2階からの田園風景、中間階から見下ろす庭や見上げる空が、暮らしの風景の延長にあります。

 

設計監理:田岡博之

構造設計:mono 森永信行

施工:牧田工務店

写真:鈴木研一